てっぱつドルフィンフェスティバル vol.4
房総に、魚を生かす釣りを広めようと、2002年からスタートしたてっぱつドルフィンフェスティバル。てっぱつとは房総コトバで「でかい!大きい!」という意味。年々参加者も増え、房総唯一のシイライベントとして認知されつつあるようだ。ただ、今年は盛況のあまり船割りがきつく、参加したアングラーたちから不満が出てもおかくしない状況。房総にはシイラ船が少なく、船集めは今後の課題かな? スキッド&アシッドはこの大会を初回からバックアップ。今回も船上スタッフとして参加者と船長をサポートした。主なエリアとなる須崎沖はフレッシュなシイラの供給ルートともいわれ、あたればデカいバクチ的要素も房総シイラの大きな魅力。神奈川の船では見てはイケナイ景色も見れるし、館山道の延長でアクセスもかなりよくなった。房総シイラゲームの歴史はまだ始まったばかりだ。 |
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大型の台風11号の動きにヒヤヒヤしたけど、なんとかクリア。前日の夕方。港内で準備はすすむ |
0400受け付けスタート 神奈川や東京など県外からの参加者の方が多いくらいかも |
早朝、小雨がパラついたがすぐに止んだ。ホッとしてるとこ |
金谷、保田、勝山、地元富浦からシイラ船5艇が集結 乗り込み中はアブナイのでロッドからルアーをはずしておきましょう |
離岸。スタートフィシング地点の大房沖へ おれは勝山の宝生丸にスタッフとして乗船。パームスチームは個性派が多い。湘南シイラのパイオニアでエキスパートも多く、使うプラグも男前なビッグサイズが多い。たぶんいちばんにぎやかな船だな 船長はノビタくんのようなケンちゃん。今年からシイラ船をスタートしたばかり |
本部船で大漁旗が振られ、0600スタートフィッシング! |
洲崎沖で最初の漂流物を発見。南から寄せられたいい流木。てっぱつサイズも多く、高活性タイムも長いのだが、無秩序に飛ぶルアーは結局魚を沈めてしまう・・・ ことあと別の場所で同じような群れに遭遇したが、大型のバラしで群れが散ってしまった・・・ う〜ん、むっつかしい! シイラの水帯は23度中くらいが多く、高くても低くても確率は低くなった。 |
そんなこんなで意外と出ないナイスサイズ。なんとエントリーの半数は女性アングラー!。ゆっくりの深めがキーワードだったか? で、優勝はおなじみレッドヘッダーズのヒロコ姉。(村井丸2号艇)77cm(だったっけ?)をエントリーでレディス賞とダブル受賞!おめでとうございます! JGFAライトタックルサーキットのポイントも獲得。総合争いに加わるコトに・・・ |
(Photo by Yamaguchi) |
(Photo by Yamaguchi) |
プチブースでは直販も |
おたのしみ じゃんけん大会中 |
じゃんけん大会でスキアシオリカラ(ピンクローター)のペンシルをゲットしたのは元小笠原のイケメン漁師、横島くん |
おつかれさまっした!来年も遊びましょう! (Photo by Nishihira@ガネット サンクス!) |
釣れなかった〜!てっぱつなシイラいたんだけどね。同船者たちが釣れないと、スタッフのこっちまでションボリだ。 台風11号は雨台風で関東近海にもたくさんの雨を降らせた。魚は深く、漂流物の真上まで行って、はじめて深みにシイラがいるのを確認することもしばしば。そんなこともあって今回はトップウォータープラグより、沈み系のルアーにやや分があったようだ。 それにしても、やっぱビッグプラグを使うアングラーは見ていてキモチいい! スモールルアーが簡単だとは言わないが、せっかく大海原で釣りをするのだから、男らしく、それに見合ったデザインのルアーをセレクトしよう。シイラ釣りはギャラリー(同船者)がいる場合がほとんどだから、このあたりのセンスは実は大事だぜ。 昼間の釣りだからファッションも大事だぞ。真夏のオフショアなんだから、明るくさわやかくいきましょう! 話がそれてしまったが、この大会はメタルジグ、ワイヤベイト(スピナーベイト、バスベイト、スピンテールなど)、ソフトルア−の使用を禁止している。主催者の気持ちが込められていてとっても好きだ。このルール。 シイラゲームを楽しむヒントもいっぱい!主張を曲げないで、これからもがんばってね!(三宅) 今回集まった内房出船のシイラ船はコチラ! 金谷港光進丸 |