第5回湘南ドルフィンミーティング

7月10日(日)、平塚庄三郎丸を基地に相模湾のシーズンインを告げるドルフィンイベント、湘南ドルフィンミーティングが開催された。この大会には初回から参加していて、今回は5回目。ちなみに前年度の優勝はひでき。
当日の状況としては続いた雨と前夜の嵐による水潮。黒潮は八丈島の南へ移動し、一時供給されていたシイラも今はもう終了。ぶっちゃけ、これ以上バッドな状況はないネ〜。というのが当日のおおかたの予想。
ま、可能性を楽しむのが釣りだし、しかも、この大会のコピーは「プライドを賭けて、釣る!」だ。
今回にあてはめて言うと「プライドを賭けて、水潮だとか、サカナがいないだとか、つべこべ言わないで、でかいシイラを釣れやっ!」だ。
相模湾は世界一シイラの濃い海として有名だが、その釣りには独特のエリア感覚がある。東の東京湾口、北の相模灘、西の伊豆半島、そして南に大島と、かなり乱暴に言ってしまえば、囲まれている。この視覚的、心理的な囲まれ感や、ブイやパヤオに依存しないシイラ釣りは、高知などでシイラ釣りを楽しむアングラーにはあまりピンとこないかも知れない。
大会はオールリリース。16lb以下のラインとバーブレスフックを使い、ジャッジは同船する大会スタッフによる個人戦だ。

JGFAレポート&リザルト


庄三郎丸3艇にわかれて乗船中。
おれら7号艇は服部名人のお仲間の横浜の釣りクラブの方々、レッドヘッダーズのヒロコ姐、上屋敷率いる新プロダクションmangrove-studio、そして山さん、ふさP、金子、おれ。と、キャラにぬかりなし

brand-new!>>>mangrove-studioのホームページ

ドラグの調整中。このあたりの準備は人によって様々。
カン派の人も、ときどき確認の意味でやっておこう
魚もシイラクラスからはドラグの使い方でも腕の差が出るよ

朝はナギ。東西に大きな潮目を流す
異常なし

天気よければサカナ居ず
アオザメが多い

mangrove-studio酒井ちゃん
ヘソ出しナ〜イスキャスト!

ヒロコ姐、得意の粘りも通じず。奥は金子。無線では原田艇のペンペンキャッチ情報が。北村艇は無線封鎖中?無線が入ってこない。ブッキミ〜

サバかと思った貴重な1尾。53.5cmをタグ&リリース
「15キロのシイラのつもりでファイトした!」(おれ)
「メーターオーバーのつもりでタモ入れした!」(上屋敷)


全参加者中、シイラを釣った強運の持ち主はこの4人。
で、全員入賞!。同時にライトタックルサーキットのポイントも獲得!
結果、おれのT&Rしたシイラが2位に1.5cmの差で優勝してしまった。
53.5cmは大会優勝ミニマムレコードだね
2位ジェイソン。3位ユーミ。
まあ、サイズはともかく(最近多いな〜、サイズはともかく・・・)ありがとうございます。
手にする記念のタテはマジンガーZのスペイン版出版の第1号の直筆マンガ色紙(っていうのかな?)と表彰状が一体化した不思議なオブジェ(?)
この色紙はとても価値のあるものなんだそうだ。ヤフオクに出さないように念をおされた。
おまけに、今回から優勝者には賞品ではなく賞金。現金5万円だ。やっほ〜
幼魚を釣って、こんな大金と貴重な作品を頂けるとは、魚にも主催者にも、ましてやほかの参加者のみなさんに申しわけなく。正直いうとはずかしい。ジェイソンは「そのさいずじゃ、ゆうしょ、したくないね!」とかはっきり言いやがるし、ま、いいさ。おまえは釣り竿、おれは現金だ。その賞金は他のクラブメンバーたちもまじえて、みんなでメシを食い、残金はスキアシの万年赤字のクラブ口座とT&R基金に寄付してその日のうちに散財。
運も実力のうちとは言うけれど、どうか7月初旬でこの運が尽きませんように。

そういえば大会の前日、今回は出張で参加できなかった去年優勝のヒデキ(又長60cmで優勝)からこんなメールが
「ドルミー優勝して下さい。去年はバカにされた優勝だったので今年は流石スキアシって所を見せ付けて下さい。」
まったく返すコトバもない。(三宅)