前線南下中!春の西表島

4月の後半、今年も西表島にいってきた。今年はこの時期、旧暦ではまだ3月にあたる。前線の南下という爆弾を抱えたまま羽田を発ったのだが、
我々の上陸したその日から全国的に西高東低の冬型の気圧配置に・・・


視界不良のため中継地の石垣島に着陸できず。那覇空港へ引き返して出直し・・・。連絡船に間に合うかな〜?

後発便だが運良く視界が晴れ、先に着陸できた新婚のヒデ兄とNOCOと離島桟橋で合流。
海はベタ凪ぎ。高速艇はサンゴの海を滑るように走り、ジャングルの島、西表島へ向かう。嵐の前の静けさってやつ

翌日ヒデキたちも島へ。宿裏の浜でナイスサイズのコチ!

パヤオ周辺にはイルカがここひと月ほど居着いているらしい
この天候では沖之神島にも行けない。インリーフでライトゲーム

ニセクロホシフエダイ。イケスにいれておくと黒点が消えた。だからニセクロホシなのかな? 魚体の黒点は目のイミテートと思われ、背後から狙うアオリイカなどに対して有効のようだ

ナイスサイズのダツ。シジャー、オキザヨリ
123cm。ふとっ!

ニガナのあえもの。沖縄家庭料理のマイ・ナンバーワンキッチン「波照間」で。植物や海産物中心のスローフード

前線通過中!島全体がスプレーされる。通過後は北の強風!さむ〜

月桃(ゲットウ)の葉を編み込みポーチをつくってる

時折雨の混じる曇り空が続く。雲も早い。海をあきらめ、山の遊びを
ワンオーシャンのはたらきもののオネエ、ノブちゃんにヘビ作りを習う



巨大ワラビ、ヘゴ。皮を剥いてから茹でてサラダにしてくれた
ワンオーシャン「のぶ子の部屋」へGO!

パパイヤの青実はこまかく切ってサラダに。大好物なのだ

いまどきさ、することがないって、かなりゼイタクだよな

スローでしょ

夜はkaketaでヒデ兄とNICOをひやかし


NICOもモズクとり


プレオープンしたリゾートには、はやくも観光客が訪れていたが、ホテルの目の前はウミガメの産卵場所であり
生息生物数日本一、言いかえれば日本一複雑な生態系を持つ浦内川の河口でもある。
リゾートはツーリストに有害なモッコ(ブユ)などの生物を駆逐するかもしれないが、
その結果がどうなるかは誰にも予想などできないのだ。
自然への意図的な介入による変化が、人間の気付かないものであるほど、実は恐ろしいものだということを
すべての開発関係者は知るべきであろう。

ヒデ兄とNOCOは先にお帰り。みんなでお見送り。しあわせにな〜

泣くなよ〜


水が冷たい。潜ってみると透明度が例年になく高く、サンゴがいつもより元気な印象だった。
北風は帰る日になって、ようやく弱まってきたよ

石垣のスタバ? バニラ・デリ 1号店
チャイラテもあるよ。南国らしく、甘い
そんなこんなで、またしても天候に恵まれなかった西表島ですが、そのおかげもあって新しい遊びや釣りを発見したり、気付いたりで、さらにディープな島に触れてきました。それにしてもここは(だけじゃないけど・・・)ほんっとうに天気の巡り合わせがよくないな〜
来年こそはその原因をユタ(沖縄の女性シャーマン)さんに教えてもらいに行こう!。と、本気で考えた今回の西表島でした。

今回お世話になったガイドサ−ビス「ワンオーシャン」のHPはこちら