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2013





気がつくともう4月も半ば・・・
独立して以来の忙しさに加えて、瀬戸内海ののんきさにすっかり災害ボケしていたところ、
こっちの人たち的には一生に何回かというくらいの播磨灘の揺れですっかり目がさめた。
(亡くなった方がいなかったのが不幸中の幸いでした。)

実はその前日、瀬戸内で知り合った人たちを中心に声がけをして、ある釣りイベントをやったのだが、
結論からいうと予想をはるかに超える60人以上の人たちが集まってしまった。
そのイベントとは、南三陸で津波の被害にあい、近所に移住してきた漁師を師匠に、
竹やぶから切り出した竹で竿をつくって魚を釣ろうというのだ。
集まったのは、いままで釣りなんかしたこともないおっちゃん、パパ、おじいちゃんから母子、
女子ひとりで参加など、普通の釣りイベントではありえないような顔ぶればかり。

この集まりを見ていて、釣り業界やメディアがどんだけ釣り遊びの敷居を上げてしまったのかと思ったよ。
世の中には釣りをしたい人はたくさんいるのに、
この魚を釣るにはこの道具を使ってこのエサでこうやって釣れとか。
こういうときはこの色のルアーを投げてこうやって巻けとか。
可愛げないウンチクばかりを垂れ流し続け、煮詰まり、
とうとう釣り具屋はオタクたちのものになってしまった。

本来は5才の子からばあちゃんまでが仲よく楽しめるのが日本の魚つり。
そんな魚つりの素敵さをぐいぐいと実感してしまった、よく晴れた1日でした。
魚もよく釣れたよ!
(2013.4.20)







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